すいーと・すいーと
黎が管理・運営しているきまぐれブログです。 初めてお越しの方は、カテゴリー「about」内の「はじめに」という記事をご覧ください。 女性向け要素、同人要素を含みますので、苦手な方はご注意ください。
おはようございます、黎です。
ふふふ、本日からまた、22時帰社の研修だ…
さて、本日から、3日連続で
豊臣軍のしょーもないネタを連続アップいたします!
久しぶりの寸劇形式(ト書きと台詞のみ)で、
捏造キャラも遠慮なく登場させています。
さて、その捏造キャラなのですが。
今回は、官兵衛と久作のほか、
未だ紹介していない人が出てきております。
なので、彼について、簡単に……
ビジュアルイメージが固まっていないので、
強化週間中にアップできなかったんです;;
今回、新しく登場するのは、
加藤光泰という御仁です。
半兵衛と同じく、元は稲葉山城の臣下。
大分記憶が曖昧なのですが、半兵衛の乗っ取り事件の後は、
半兵衛の配下として戦場に出ていた…の、か、な?(おい)
彼はもともと、別のネタを描いていた際に、
半兵衛信者を出したくて、急遽かつ適当に探した人でした;
史実では半兵衛とどのような関係にあったかというと、
半兵衛のひとり息子のお嫁さんのお父さん、
つまり半兵衛の息子にとっての、義理の父に当たる人です。
また彼は、半兵衛に命を救われたことがありまして、
それを恩義に思って、自分の娘を嫁に出したらしく。
たったそれだけの理由で、適当に作ったはずの半兵衛信者に、
この加藤さんの名前を頂いてしまったのでした;;;
いざ動かしてみたら、思い込みは激しいわ、自己主張は激しいわ、
なんかちょっと長政様と似ています(爆)
その思い込みは、もっぱら「半兵衛様至上主義」から来てて、
それゆえに、わけの分からない官兵衛が嫌いです(苦笑)
しかし、光泰本人も結構灰汁が強くなってしまったため、
久作からも微妙に「よくわからない人」と思われており、
官兵衛に至っては「訳が分からん」と苦手意識を持っています。
まぁ…現段階では、まだ官兵衛が大人しい話しかアップしてないので、
こう言ってもよくわからないと思うのですが;
ちなみに官兵衛は、この話が本性です(爆)
邂逅話は大人しかったので(笑)
話の内容は…ひたすらアホです(爆)
珍しいことと言えば、半兵衛が妙にヒステリックなくらいで、
まぁそれも当ブログ比での話に過ぎませんので、
むしろゲームの半兵衛には近いような気もします。
それでは、お読みくださる方は、
続きへとお進みくださいませ!
「豊臣軍的飴と鞭」
姉川殲滅戦で
半兵衛:飴をもってして兵を動かす技量…、
彼女からしっかり学んだほうが良さそうだね
…と、半兵衛様がおっしゃってましたよ。という話
所変わって、大阪城辺りで秀吉と二兵衛で会議中?
秀吉:なるほど、飴と鞭か。フッ、お前の得意技とばかり思っておったぞ、半兵衛
半兵衛:いや、僕はどうにも鞭ばかりを使いがちだからね。
うまく使えば飴がいかに絶大な威力を誇るか、本当によくわかった
官兵衛:飴、か…
半兵衛:おや、早速何か思いついたのかい、官兵衛
官兵衛:たいしたことではないが、恐らく兵士どもは食いつく
秀吉:ほお、頼もしいではないか
官兵衛:しかし、俺が言うより、半兵衛が言ったほうが威力は絶大かと
半兵衛:なんだい、それは?
官兵衛:お前の女装でも餌にしてやれ
秀吉・半兵衛:…………
官兵衛:次の戦で武功を上げた者は、半兵衛が麗しく着飾った姿を間近で…
半兵衛:君、今すぐ僕の鞭をもらいたいのかい?
官兵衛:そんな趣味はない
秀吉:…しかし、どうであろうな。
確かに半兵衛が女のなりをすれば相当見栄えはするであろうが…
半兵衛:Σ秀吉!!? 君まで何を言い出すんだ!!
秀吉:いや、済まぬ。失言であった
半兵衛:…いや、いいんだ。僕のほうこそ、声を荒らげたりして済まない……
秀吉:す、済まぬ、半兵衛。二度と言わぬ。だからそこまで落ち込むな
半兵衛:大丈夫、落ち込んでなどいないよ、秀吉
加藤光泰、登場
光泰:失礼致します。秀吉様、半兵衛殿、準備が整いましてございます
半兵衛:そうか、ご苦労だったね、光泰君
光泰:はっ、ありがたきお言葉!(頭を下げる)
官兵衛:待て、加藤
光泰:は…、なんですか、官兵衛殿
官兵衛:お前から伝言を頼む。次の戦で武功を上げた者は
半兵衛:もういいよ、行きたまえ、光泰君
光泰:は、はい…(?)
官兵衛:何を言う、半兵衛。今言わなくていつ言うのだ
半兵衛:官兵衛、後でじっくり話し合おう。
君とは一度、腰を据えて話してみたいと思っていた
官兵衛:それは嬉しいが
半兵衛:さあ、行きたまえ、光泰君
光泰:はっ、では失礼致します
官兵衛:半兵衛の女装を見たくはないか
半兵衛・光泰:!!!
秀吉:…官兵衛
光泰:そ、そ、それは一体なんなのですかっ!!?(光泰は面食らっている)
半兵衛:気にしなくていい、今の言葉は忘れるんだ
官兵衛:次の戦で武功を上げた者だけがな
半兵衛:官兵衛、君の口をどうして欲しいんだい?
官兵衛:俺はただ決定事項を言っているまでだぞ
半兵衛:へえぇぇぇ、そうかい。決定事項、ねえ
秀吉:もうよい、行け、加藤
光泰:はっ…、失礼致します
光泰、去る
半兵衛:……官兵衛。後でたっぷりと、僕が直々に稽古をつけてあげるよ
官兵衛:それはありがたい
秀吉:……官兵衛、お前の頭はどうなっておるのだ
官兵衛:軍師の頭でしょうか
秀吉:……そうか
半兵衛:まったく、その通りだね。抜かりのない辺りはまったくもって流石だよ
秀吉:半兵衛、こらえよ。加藤はあのようなことを戯れに言いふらす男ではあるまい
半兵衛:…まあ、それはそうだけど
官兵衛:しかし、加藤は喜んでおりましたな
半兵衛:あれは驚いていたというんだよ、官兵衛。
大体、僕みたいに背の高い男が女のなりをしたって、
気味が悪いだけじゃないか
官兵衛:豊臣軍随一の美丈夫が何を抜かす
半兵衛:……はぁ(溜め息)
官兵衛:(認めたな)
久作、登場
久作:失礼致します!
半兵衛:おや、久作。どうしたんだい
久作:いえ、兄者に至急お伺いしたいことがありまして、
無礼を承知で馳せ参じましてございます…っ
秀吉:構わぬぞ、半兵衛
半兵衛:すまない、秀吉。
何があったんだい、久作
久作:兄者、正気ですか!?
次の戦で武功を上げた者に女装姿を晒すだなどと…!!
半兵衛・秀吉:!!?
久作:おやめください、兄者!! お願いでございます!!
官兵衛:誰から聞いた
久作:光泰殿が、混乱したような面持ちで申しておられました!
兄者、どうか今すぐお考えを改めてください!
半兵衛:そんなに大声を上げなくてもいいだろう、久作
(もしも誰かに聞かれて妙な噂が広まったら、それこそ一大事…!!)
久作:では、今すぐお考えを撤回なさってください!!
兄者の麗しい女装姿が晒されたとなれば、
義姉上がご自分の美しさに自信をなくしてしまわれます!!
半兵衛:…………
官兵衛:どういうことだ
久作:兄者の奥方は、あまりご自分に自信を持っておられぬ方。
なれど、たいそうお美しいお方で、そのことに関しては
ご自分でもそれを誇りに思っておられるのです。
なれど、兄者が部下の士気を高めるため、自ら女装姿を晒したとなれば、
きっと義姉上は麗しく着飾っておられる兄者のお姿を想像し、
下手をしたら、控えめでおられる義姉上のこと、
自信を失われるやも知れません!
お願いでございます、兄者! どうか、お考えを改めてください!!
半兵衛:……………………
官兵衛:それは奥方が気の毒だな
秀吉:久作
久作:はっ…
秀吉:案ずるな、我がそのようなことはさせぬ
久作:まことにございますか!
あ…ありがとう存じます、秀吉様!
半兵衛:久作、ひとついいかい
久作:はっ、なんでしょうか
半兵衛:お前は一体、誰の味方なんだい…?
久作:無論、私の一番は兄者にございます!
半兵衛:ああ、そうだよね。
僕もてっきり、お前は僕の思いを一番
理解してくれる人のひとりだと思っていたのだけれど
久作:お…お気に障ったのであれば、謝る他ございません…。
な、なれど、兄者……
半兵衛:ああ、行っていいよ。また後で話そう、久作
久作:はい、では行ってまいります! 失礼致しました
久作、去る
半兵衛:……僕だって、知っているさ。
あの子が僕の女顔を好きなことくらい……
秀吉:半兵衛…、そう気を落とすな
半兵衛:ああ、落ち込んでいる暇はないものね
官兵衛:そんなに落ち込むことでもあるまいに
半兵衛:…そうだね、君との稽古が待ち遠しいよ
官兵衛:そうか。ありがたい
秀吉:(…半兵衛、哀れな……)
幕?
戦BAの半兵衛と、FF7のザックラにぞっこんフィーバー中。
09/02/19 ブログ始動