すいーと・すいーと
黎が管理・運営しているきまぐれブログです。 初めてお越しの方は、カテゴリー「about」内の「はじめに」という記事をご覧ください。 女性向け要素、同人要素を含みますので、苦手な方はご注意ください。
薫はクラティー信者ではないのに…
いやぁ私は嬉しいですがねvv
先日アップさせてもらったデート話の続きで、
帰り道でのお話をもらいましたっvv
しかし私は、薫からリクもらってるものが
未だ書けていないという…orz
ご、ごめん薫…(土下座)
そんなわけで、もらったお話を続きに置いておかせて貰いますvv
…の前に、ちょっとだけ。
夕べ、薫とメールをしていた際、
私が「ザックラ書きたいけどネタがない~」と呟きましたら、
「じゃあ10回ゲーム書けばよいよ」とアドバイスが。
しかしその後、彼女が送ってくれた素敵なものといえば。
z:なぁ、ピザって10回言ってみてくれよ
c:え? …ピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザ…
z:じゃあここは?
c:ひざ
z:はっずれー! ここはひ・じ!
c:…!(ガーン)
z:いや、そんな本気でショック受けんなよ…
という、ザックラで10回遊びのネタでございました(笑)
薫ちゃんすごすぎ!! 恐ろしい私クラッシャー!!(笑)
因みに彼女は7を未プレイです。
私が散々騒いでいるのからイメージしたとか…マジすごい。
同じく夕べ、雨宮からも「松竹でこんなん書いたら読む?」と
メールが来たので、もう楽しみにしておりますvv
自分が妄想してるザックラが、シリアスターンで辛いんですよ…;
さて、それでは、薫から頂いたクラティーSS,
お読みくださる方は続きからどうぞ!
「一番星」
茜色に染まる空。
昼間よく晴れていたおかげで、一層その色が美しく映えて見えた。
「楽しかったッスね!」
「あぁ」
クラウドには悪いけど、また行きたいな、とティーダはこっそり思った。
正直言えば、物足りなかったような気がしないでもない。
でも、乗り物に弱いクラウドが、結構頑張って色々乗ってくれたからそれで十分。
だって、楽しかったのは紛れもない事実。
重要なのは“一緒”に遊んだっていうことだから。
「へへっ」
「?」
ティーダが笑うと、クラウドは不思議そうな顔をした。
「…どうした?」
「思い出し笑い!コーヒーカップに乗った時のクラウドの顔、ちょっと面白かったなって!」
「……」
ティーダが言うと、クラウドもその時のことを思い出したのか、少しばかり苦い表情を浮かべた。
「顔面蒼白だったッスね!」
「…あれは、ティーダが調子に乗って回すから…」
「えー」
おかげでかなり気持ち悪くなった、とクラウドが言った。
「あれくらいやらなきゃ、面白くないッスよ!」
「面白くなくていい」
ただでさえ回転してるのに、さらに回転を加える意味がわからない。
うんざり気味にクラウドが呟く。その様子が妙におかしくて、ティーダはクスリと笑った。
「…何で笑うんだ」
「ほんっとに乗り物苦手なんスねー」
「…そういうティーダだって、『お化け屋敷なんて所詮作りものだ!』って言ってたくせに、随分と驚いてたな」
「う…そ、それは…あ、あれッスよ!最近のお化け屋敷のクオリティの高さに、少し驚いてただけッスよ!!」
「嘘つけ」
他愛もない会話をしながら、帰り道を歩く。
いつしか日は沈み、空は夕闇に染まった。
「暗くなって来たな」
「そうッスねー。…あ!」
暗くなった空を見上げながら、ティーダが急に立ち止まった。
「どうした?」
「ほらあれ!一番星!」
そう言いながら、空のある一点をティーダが指を差した。
その方向に目を向ければ、確かにそこにはうっすらと輝く1つの星があった。
「…よく見つけられたな」
「オレ、視力いいッスからね!」次第に暗くなる空、それにつれて、星は次々と姿を現す。
ひとつ、またひとつ。
輝く星空を見ながら、顔を見合せ、何ともなしに二人で笑った。
「帰るか」
「そうッスね!」
歩き出した二人。その手は、自然と繋がれていた。
そんな二人を、顔を出したばかりの月が、優しく照らし出す。
「な、クラウド」
「何だ」
ティーダはクラウドに向かってにっこりと笑う。
そして彼を指差しながら言った。
「いちばんぼーしみぃつけた!」
戦BAの半兵衛と、FF7のザックラにぞっこんフィーバー中。
09/02/19 ブログ始動